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昨日の行動5 [旅行]

○本日の予定
1 朝スターリングに移動、どっかに荷物預ける
2 ウォレス・モニュメント移動 駅約3キロ、バスor歩き
3 スターリング城に移動 基本歩く
4 城下町に散在する史跡巡り
5 荷物改修後、メシ食ってエジンバラへ

 昨日の思い付きでスターリングに移動。駅でチケット買ってスターリング駅に移動するまでは良かったが……駅に着いて愕然。荷物預けられるトコロがドコにもありやがらない。
 荷物は「手荷物only海外旅行」のラクさを知っているため、辛うじて手荷物と扱える形態の大きめショルダーバックだ。うん、持って移動できないこともない。しかし、今度からバックパックにしようかと心の中に何かがよぎる。
 仕方なく荷物担いで観光案内に移動、徒歩約20分。観光案内、場所が変わっている。変更先まで移動、徒歩約20分。荷物預けられるトコロはナシ。仕方なく至近の第二目標であるスターリング城まで移動、徒歩約20分。いい加減生きているのが嫌になる。

○スターリング城
 チケットショップで「荷物預かりはないか?」と聞くと、答えは「ない。駅に荷物預りはなかったのか?」。
 スコットランド・スターリングにご旅行の皆さま、決してスターリングに荷物持ち込んではいけません。
 仕方なく、えぇ、壮絶に仕方なく合計10キロ越えの荷物担いでの観光開始。大丈夫だ、まだ生きていける。
 チケット購入、日本語オーディオガイドも付けてもらう。受付のねーさんが「日本語パンフあるよ?」と言ってくるが、これ以上モノなぞ持てない。
 オーディオガイドはそのままでは完全に片手が塞がれるため、イヤホンジャックにイヤホン突っ込んで両手フリーでもガイドを聞けるようにしておく。
 片手は荷物の支え、片手は常にカメラだ。城マニアが城を見て、写真撮らずにいられるか! 観光開始は10時半、日本語オーディオガイドに合わせて移動し、写真撮りまくる。
 この城がメインに活躍したのはスコットランドの独立がどーこーというときだから、16世紀前後の筈なんだが……13世紀から建築だったホーエンッォレルン城より建築様式が古いっぽいのが気になる木。具体的に言うと、物見の塔とかが丸いのよ。死角がいっぱいある。
 礼拝堂にどことなくゲールなかほりを感じたり、城の装飾に一生懸命フランスやローマ風を感じさせようとしたり、うん、いじましいね。
 けど肩が痛いよ。

○アーガイルの宿
 城見学をいったん打ち切り、11時半から近場のアーガイルの宿とかいう別の館へのツアーに参加。
 目的は写真という資料収集。こうなれば、とにかく沢山の資料を集めたいじゃないか。出来れば厨房とかさ。
 しかしてここでの一番の収穫は、荷物を降ろせたこと。小さな館にずっといるものだから、警備のおいちゃんが「大きな荷物だね。ここに置いてて良いよ」と。
 心の中で目の幅の涙を流しながら、有難くおいちゃんの足元に荷物を置かせて頂く。おいちゃん、荷物の場所をちょっと直そうとして荷物持ち上げて、目を丸くしていた。うん、それ見た目より重量あるからね。
 ツアー時間は45分。その後15分ほど自由時間があって各自解散。藤宮は速攻来た道を戻りながら、誰もいない各部屋の写真撮りに興じる。厨房とか裏方スペースに異常に熱入れて。

○スターリング城2
 戻ったらお昼の時間。きっと精神的要素も強いんだろうが、めっちゃお腹が空いている。
 ユニコーン・カフェとかいう城の中の店に入り、スープとパンのセットを注文する。後で何かデザート食べるかな、とか思いつつ。
 ヘタじゃあユニコーンつーと眉毛の印象強いが、どーもルーツはスコットランドっぽいように感じる。スコ兄はユニコーンを手懐けるんだろうか、それとも刺されるんだろうか。
 でもって出てきたスープ見て唖然。何人前だ? 500ml超えてないか? しかもスープってかポタージュ。腹に溜まりまくる。
 スープだけで腹を一杯にし、パンを前にしばし考えるも、精神的疲労感から脳みその出した指令は「食っちゃいな、YOU!」。完食する。

 その後、城見物再開。終了時間は2時半。朝からおおよそ4時間半ほど10キロ越えの荷物担いでウロってた計算だな。

○ウォレス・モニュメント
 スコットランド建国の父についての展示施設らしい。実際に使われた両手剣が展示されているとかで寄ってみた。
 肩が悲鳴上げてるのでタクシー移動。チップ弾んだら「帰りにも頼むよ、ジャパニーズガールw」とか言われた。いや、さっきのチップを帰りにも出すのは無理だ。
 モニュメントは小高い丘の上にある。ここで一瞬怯みかけるが、某人外抹殺機関ウォルター似のチケショップの叔父さまが「荷物はここに置いて行っていい」と仰ってくださる。惚れていいですか?
 丘の上までは、歩きでも無料シャトルバスでもいい。通常なら歩きを選択するだろうが、今の私にもそんな余裕はない。
 丘の上に着いたら、一人の中世初期の戦闘衣装っぽいおっさんが何やら語っている。周囲にはギャラリーもいる。TOEICスコア日本人平均しかない藤宮には、詳細な内容なぞ聞き取れない。
「……向こうの川を超えてやって来るフランス軍を」
 とか言いながら、おっさんはハルバードだの剣だのを振り回している。英語が解れば見応えあるのだろう。
 ショーを見終えてモニュメントに登る。入り口では英仏独西のオーディオガイドを貸し出しているが、すまん、どれも無理。
 261段の階段をひたすら登り、モニュメントのてっぺんへ。日本の建築物とは違って、景観を破壊するような安全対策はない地上数十メートル吹きっ晒し。足元に恐怖を感じ、いそいそと来た道を戻る。
 来るときはシャトルバスだったが帰りくらいは歩くべと、しかし何十分も歩く精神はないので超絶ショートカットコースでお帰り。ほとんど獣道を歩いて降りる途中、振り返るとモニュメントが良い感じに日の光を背に立っている。
 ファンタジー色溢れる光景に『終端の王と異世界の騎士』を口ずさみながら、獣道を歩く。

○toエジンバラ
 モニュメントからの帰りはバス使用。で、バス停行ったらバスは1時間に1本で、20分前に出ていただと。ちょw
 タクシー呼ぶのもタルかったので、この記事書きながら時間を潰す。ほぼ時間通りにバス到着。駅までは驚くほど短く、荷物がなければ歩けたのにとおセンチになる。
 駅の券売機でチケット買おうとすると、クレカonlyぽい。仕方なく窓口でエジンバラまでのチケ購入。1時間ほど揺られてエジンバラ到着。
 この時点で時間は7時。パブろうかと思ったが、翌朝早いので起きれなかったらシャレにならんと思い留まる。

 宿に着いて荷物を下ろして、肩と言うか背中全体がばっきばきになっているのを実感しまくる。
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