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昨日の行動3 [旅行]

 超ラグジュアリーなホテルのコンチネンタル・ブレックファーストをハイソに楽しみ(各種チーズをここぞとばかりに食いあさり)、名残惜しくチェックアウト。
 ただ、チェックインしたときもアウトのときもクレカでごそごそしてたのが気になる。二重請求されてなきゃいいが……まぁ、されてたらそのとき騒ごう。こういうときのための金色カードだよね?

○ジョージアンハウス
 ホテルから駅に向かう途中にあったのが、この辺りに昔住んでた貴族の館。今は内部を公開している。立ち寄る程度のつもりでいたのだが、中々見応えがあって結構長居。
 各部屋にボランティアガイドがいて、細々した解説をしてくれる。
 この辺りが開発されたのはナポレオン戦争の頃なんだが、当時のモノが当時のまま配置、展示されているので、リアルにクルものがある。写真撮影不可だったのが残念。撮れたら最高の資料にできたのにな。
 地下の台所横にあった貯蔵室に見事な皿が並べてあったのに「びゅーりほー ちゃいな・ぶるー」って呟いたら、おばちゃんが「そーなの。この頃はこういうお皿が大流行だったのよ! あなたアジアから来たの? 日本人? だったら知ってるかしら。中国のお皿はとってもきれいでしょ?」と釣れた。

○スコットランド美術館
 本日の宿はグラスゴーなので、荷物が非常に邪魔になりやがる。で、荷物置き場を求めて駅近&無料見学できるこの美術館に立ち寄る。荷物ロッカーは後で返金される1ポンド。
 駅の荷物預かりはバカ高いんだよ。

 立ち寄るつもりだったのが、ココでもガン見してしまう。
 切り取られた自分のおっぱい鷲掴みにしている姫様の絵とか(もちろん背景にストーリーがあるのだが)、2枚並んだサロメの絵とか、優雅に腕組んでスケートしているシルクハットの紳士の絵とか、衝撃的すぐる。
 建物最上階には宗教画スペースがあり、いえっさが赤面しそうな絵が所狭しと展示されている。
 目を引いた一枚が、磔にされて絶命したいえっさを、よく似た顔で赤いローブの男性が抱えていて、二人のすぐそばに鳩が飛んでいるってもの。赤いローブの人物に心当たりがなくて、近くにいたキュレーターらしきおっさんに「あの赤いローブの人は誰?」って聞くと、答は「ゴースト。死んだキリストは子、鳩は神、ローブの人はゴーストで、トリニティ(三位一体)だよ」と。
 いえっさには、ドッペルゲンガーなゴーストがいるそうです。

○移動
 メシの時間も過ぎていたのでサンドイッチでも買って電車乗るべと、ドラッグストアでペットボトルの水、ファーストフードのスタンドでパニーニを買う。したらば、パニーニは紙皿で供され、何となくそのまま電車に乗れる雰囲気じゃない。仕方なく辺りに設置されていたテーブルにつき、ボトルのフタを開けようとする、と……超勢いよく噴き出す水。ヨーロッパのスパークリング・ウォーターの炭酸は、日本人の想像を超えています。
 あの、私別にこのボトルをシェイクした訳じゃないんですけど。近くにいた幼子が不思議そうな顔で私を見ている。私もイミフだよ。
 ボトルをそっと下ろし、ハンカチで顔を、ティッシュでテーブルを拭いて平然と食事を再開する。ドイツ軍人は如何なるときもうろたえないのだよ、日本人だけど。

 食事を終え、電車に乗車。電光掲示板の案内の通りに乗車したはずが、社内清掃のおっちゃんに「どこ行くの? グラスゴーだったら隣の電車が早いよ」とか言われる。仕事しろ、電光掲示板。

○グラスゴー
 駅について、すぐ目指したのは観光案内所。到着は5時過ぎだったが、6時まで開いてる予定、が、この季節平日は5時までだと。仕事しろ、『地球の歩き方』。
 荷物が肩に食い込むように痛くなってきたので、とりあえず置こうと宿を目指す。そして迷う。

 途中、市内の写真を撮りながら移動していたこともあり、部屋につくと全ての気力を失って倒れこむ。
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