昨日の行動 [旅行]
スコ人友人との約束を果たすべく、パンやヨーグルト等の軽食バイキングの朝食後、着物に着替え。着物はコート替わりにもできるようおはしょりを縫っているので、脇の折り返しが上手くいかないが(着物着慣れない人は解りにくいかも)、こんなトコロに着物小母さんなんぞいないだろうと、そのままGo。
エディンバラ城は宿から徒歩圏内だったのだが、他の観光スポットとかも見たかったので観光バスとお城やクイーンズヨットとのセットチケットを日本で予約していた。が、その予約バーコードを印刷した紙は昨夜空港バス乗り場で取り上げられている。
一抹の不安を覚えつつもバス乗り場に。「予約していたプリントアウトを無くしたんだが、これが予約コードだ」と昨夜空港で渡された紙を渡すも、窓口のおねーさんは「ここでは受付できない」と仰られる。イキナリ本部探すとか無理だぜとどんより顔になってると、おねーさんどっかからおっさんを引っ張ってくる。
「このレディがプリントアウト無くして困っているから、本部まで連れてってあげて」
着物効果か?
おっさんに伴われて本部へ。予約コード書かれた紙を渡して無事チケットを手に入れ、ツアーバスに乗り込む。
○エディンバラ城
バスで市内観光スポットの説明聞きつつ通り過ぎ、エディンバラ城に到着。付近の観光客を捕まえてお城をバックに着物証拠写真を撮る。別料金の日本語オーディオガイドを借り、お城の中へ。
地方都市を守っていた要だけあって、城はなかなかボリュームがある。だが、ガイドはツアー形式になっているものではなくポイント毎に自分で番号入力するタイプのため、どう進めばいいのか迷いがちに。
ぽてぽてと歩いていると、やたらカメラを向けられる。うん、珍しいよね。私も名古屋城にキルトスカートのおっさんがいたらガン見するよ。
イタリア人マンマに「やぽね? 一緒に写真いい、ハグしていい?」とはぐはぐで旦那に写真撮られ、ロンドン子老婦人に絶賛される。でもごめん、コレ着物の中ではウールのカジュアル系なんだよ。「びゅーりほー」は付下げとか訪問着とかに言って欲しい。英語で説明出来ないのが残念だ。
昼過ぎたので昼飯にホットサンドを選択。イギ飯はマズイとの定評だが、まさかサンドイッチがマズイなんてないだろうと思ってたら……マズイよ。マズイよママン。具材の一つ、干しイチヂクが全体の味をかき乱している。肉主体のスパイシーな味付けに、ねっとりした甘みの干し果物はあり得ない。干しイチヂクを取り払い、代わりにケチャップとタバスコかけて何とか食べ切る。
○ホリールード宮殿
今も現役でイギリス王室に使われている宮殿だそうです。
という訳で、脳内をエンドレスで某人外抹殺機関の面々が過ぎります。私はこの国を何だと思っているのでしょうか。
○ウェイバリー駅
イギリスってかスコットランドの鉄道の料金割引き体系は、早割り効きまくりーの、notビジネスアワー割引きちょっぴり。だもんで、何時に出発するかが結構な問題になってくる。
2日後にグラスゴーへ移動予定なので早めに切符買っておこうとしたのだが、その辺理解してなかったので窓口で
受付「何時に出発だ?」
俺様「だから決めてないって」
という不毛なやり取りをしばし続けた。
○宿→パブ
サンドイッチのショックが強く、馴染みの味を身体が欲する。そんな帰りがけに見えたのがカーネルおじさん。迷わず入る。
フライドチキンのラップとオレンジジュースを注文、喉が乾いていたから日本的な感覚でLサイズを選んだら……ねぇ、これ1Lありません?
ジュース半分以上残して宿に帰りさて寝ようかと思ったトコロで、同じ部屋のねーさん(親分国人)からイキナリ声を掛けられます。
親分「ねーねー、パスタ食べへん? ウチのパスタめっちゃ美味いねんで」
藤宮「へ? ご飯なら私はもうケンタッキーを」
親分「そんなんご飯ならへんわ。ビールもあるし、来ぃや。ほら、そっちのねーさんも」
誰?「え、私?」
という流れで、親分国人のねーさんのジェノベーゼパスタ(バジルいっぱいの緑色ソース)をご馳走になる。ちなみに午後10時。親分なのにジェノバのパスタなんだとか考えたのは脳内だけの話。
その後パブに行こうという流れになり、パブる。何も考えず選んだビールがドイツのもので、後の二人に日本人はやはりドイツが好きなのかとか突っ込まれる。いや、コレは本当に何も考えてなかったよ。
(以降、メンツは酔っています)
誰?「日本ていえばコスプレが有名みたいだけど、サラもコスプレするの?」
藤宮「うん。ゲームやアニメのキャラクターとか。誰?もする?」
誰?「そうね、パーティーのときとか、バットマンとか可愛いドレスとか」
そっちですか。ひょっとして私引っかかりました?
親分「なーなー、サラの名前何て書くん? ここ書いてぇな」
藤宮「アルファベットと漢字とひらがなと、ドレがいい?」
親分「日本は字がそんなにあるん? じゃあ、全部書いて……(@漢字)ナニこれ、何の模様!?」
藤宮「それが漢字Chinese character だよ」
親分「へ? 日本やのにどーして中国の文字なん」
藤宮「日本は1300年前に中国から文字を教えて貰ってね……」
(酔っ払い連中による歴史講義中)
誰?「アジアは歴史が長くて良いわね」
親分「ウチ、歴史なんも憶えてへん」
藤宮「(親分トコには無敵艦隊って輝かしい歴史あるでしょ。眉毛にフルボッコにされたけど)」
(出身国の通貨テーブルに撒いて)
親分「誰?んトコの、ドレにもこの葉っぱマーク入っとんなー」
誰?「メイプルリーフよ」
親分「知らへん。あ、カナダのお札は透明なトコロがあるんや」
誰?「日本のお札はホログラムが入ってるのね」
藤宮「日本人には2の単位の硬貨が珍しいよ」
この辺まではまだ理性が残っていたけれど、だんだんイミフなコトにもケタケタ笑うようになる。閉店時間が近づいたらしく、空いたグラスを無言で持っていかれたのだが、酔っ払いはそれにすら笑う。
その後、追い出されるように店を後にし、宿に帰ってぱったりとお休みなさい。
エディンバラ城は宿から徒歩圏内だったのだが、他の観光スポットとかも見たかったので観光バスとお城やクイーンズヨットとのセットチケットを日本で予約していた。が、その予約バーコードを印刷した紙は昨夜空港バス乗り場で取り上げられている。
一抹の不安を覚えつつもバス乗り場に。「予約していたプリントアウトを無くしたんだが、これが予約コードだ」と昨夜空港で渡された紙を渡すも、窓口のおねーさんは「ここでは受付できない」と仰られる。イキナリ本部探すとか無理だぜとどんより顔になってると、おねーさんどっかからおっさんを引っ張ってくる。
「このレディがプリントアウト無くして困っているから、本部まで連れてってあげて」
着物効果か?
おっさんに伴われて本部へ。予約コード書かれた紙を渡して無事チケットを手に入れ、ツアーバスに乗り込む。
○エディンバラ城
バスで市内観光スポットの説明聞きつつ通り過ぎ、エディンバラ城に到着。付近の観光客を捕まえてお城をバックに着物証拠写真を撮る。別料金の日本語オーディオガイドを借り、お城の中へ。
地方都市を守っていた要だけあって、城はなかなかボリュームがある。だが、ガイドはツアー形式になっているものではなくポイント毎に自分で番号入力するタイプのため、どう進めばいいのか迷いがちに。
ぽてぽてと歩いていると、やたらカメラを向けられる。うん、珍しいよね。私も名古屋城にキルトスカートのおっさんがいたらガン見するよ。
イタリア人マンマに「やぽね? 一緒に写真いい、ハグしていい?」とはぐはぐで旦那に写真撮られ、ロンドン子老婦人に絶賛される。でもごめん、コレ着物の中ではウールのカジュアル系なんだよ。「びゅーりほー」は付下げとか訪問着とかに言って欲しい。英語で説明出来ないのが残念だ。
昼過ぎたので昼飯にホットサンドを選択。イギ飯はマズイとの定評だが、まさかサンドイッチがマズイなんてないだろうと思ってたら……マズイよ。マズイよママン。具材の一つ、干しイチヂクが全体の味をかき乱している。肉主体のスパイシーな味付けに、ねっとりした甘みの干し果物はあり得ない。干しイチヂクを取り払い、代わりにケチャップとタバスコかけて何とか食べ切る。
○ホリールード宮殿
今も現役でイギリス王室に使われている宮殿だそうです。
という訳で、脳内をエンドレスで某人外抹殺機関の面々が過ぎります。私はこの国を何だと思っているのでしょうか。
○ウェイバリー駅
イギリスってかスコットランドの鉄道の料金割引き体系は、早割り効きまくりーの、notビジネスアワー割引きちょっぴり。だもんで、何時に出発するかが結構な問題になってくる。
2日後にグラスゴーへ移動予定なので早めに切符買っておこうとしたのだが、その辺理解してなかったので窓口で
受付「何時に出発だ?」
俺様「だから決めてないって」
という不毛なやり取りをしばし続けた。
○宿→パブ
サンドイッチのショックが強く、馴染みの味を身体が欲する。そんな帰りがけに見えたのがカーネルおじさん。迷わず入る。
フライドチキンのラップとオレンジジュースを注文、喉が乾いていたから日本的な感覚でLサイズを選んだら……ねぇ、これ1Lありません?
ジュース半分以上残して宿に帰りさて寝ようかと思ったトコロで、同じ部屋のねーさん(親分国人)からイキナリ声を掛けられます。
親分「ねーねー、パスタ食べへん? ウチのパスタめっちゃ美味いねんで」
藤宮「へ? ご飯なら私はもうケンタッキーを」
親分「そんなんご飯ならへんわ。ビールもあるし、来ぃや。ほら、そっちのねーさんも」
誰?「え、私?」
という流れで、親分国人のねーさんのジェノベーゼパスタ(バジルいっぱいの緑色ソース)をご馳走になる。ちなみに午後10時。親分なのにジェノバのパスタなんだとか考えたのは脳内だけの話。
その後パブに行こうという流れになり、パブる。何も考えず選んだビールがドイツのもので、後の二人に日本人はやはりドイツが好きなのかとか突っ込まれる。いや、コレは本当に何も考えてなかったよ。
(以降、メンツは酔っています)
誰?「日本ていえばコスプレが有名みたいだけど、サラもコスプレするの?」
藤宮「うん。ゲームやアニメのキャラクターとか。誰?もする?」
誰?「そうね、パーティーのときとか、バットマンとか可愛いドレスとか」
そっちですか。ひょっとして私引っかかりました?
親分「なーなー、サラの名前何て書くん? ここ書いてぇな」
藤宮「アルファベットと漢字とひらがなと、ドレがいい?」
親分「日本は字がそんなにあるん? じゃあ、全部書いて……(@漢字)ナニこれ、何の模様!?」
藤宮「それが漢字Chinese character だよ」
親分「へ? 日本やのにどーして中国の文字なん」
藤宮「日本は1300年前に中国から文字を教えて貰ってね……」
(酔っ払い連中による歴史講義中)
誰?「アジアは歴史が長くて良いわね」
親分「ウチ、歴史なんも憶えてへん」
藤宮「(親分トコには無敵艦隊って輝かしい歴史あるでしょ。眉毛にフルボッコにされたけど)」
(出身国の通貨テーブルに撒いて)
親分「誰?んトコの、ドレにもこの葉っぱマーク入っとんなー」
誰?「メイプルリーフよ」
親分「知らへん。あ、カナダのお札は透明なトコロがあるんや」
誰?「日本のお札はホログラムが入ってるのね」
藤宮「日本人には2の単位の硬貨が珍しいよ」
この辺まではまだ理性が残っていたけれど、だんだんイミフなコトにもケタケタ笑うようになる。閉店時間が近づいたらしく、空いたグラスを無言で持っていかれたのだが、酔っ払いはそれにすら笑う。
その後、追い出されるように店を後にし、宿に帰ってぱったりとお休みなさい。
2012-04-29 15:10
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0