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映画感想『はやぶさ 遥かなる帰還』 [日々徒然]

 「NECとJAXAのガチ対立がどのように描かれているのか見たい!」という、制作サイドの伝えたいメッセージを99.9%くらい無視した欲望に基づいて映画館に行ってきました。
 結論:滾った
 最近見た映画『山本五十六』は山本長官がイイ人過ぎて、他人様にススめるには「まぁ、話半分に見て頂戴」てな感想&アドバイスでしたが、この映画は文句ナシにオススメできます。
 ただし、内容をしゃぶり尽くすには技術系公務員or官公庁と仕事したことのある人orマニアを連れて2回以上ご鑑賞ください。そういう予備知識がないと、物語の上っ面だけでは小難しすぎて話が分からんくなって居眠るおそれがあります。隣の席のおばちゃんは寝てました。
 藤宮さん自身は、技術者さんがJAXAの研究員さんたちに向かって「私はメーカーの人間なんですッ!」って叫ぶシーンとか、はやぶさからの応答電波を探すためにアンテナの方向・受信周波数を延々手動で切り替えながら年単位で探し続ける研究者さんの行動とかに萌えながら、「でもココって一般的な萌えポイントじゃないんだろうな」とか思いながら、ぬるいココアを啜ってました。
 そして一般的な萌えポイントであろうはやぶさの帰還シーンは、朝日新聞の記者さんが出張りすぎて「ウザっ」という感想しかありませんでした。

 鑑賞後の突っ込みポイントは人それぞれ。
「ポイントマーカーのお手玉、思いつきのシーンが欲しかった」
「こっそりクロスマッチングできるようにしてたの、親方日ノ丸が相手なら契約違反じゃないの?」
「家庭ないがしろにしてんなー」
「『責任は私が取ります』つったって公務員だからクビはないし、どういうコトだろうね」
「やっぱりリポD山積みになるんだ……」
「イトカワ・ラッコをもっと目立たせろ!」
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